障害年金の相談先に関するQ&A

文責:所長 弁護士・社会保険労務士 湯沢和紘

最終更新日:2022年03月29日

障害年金の相談先に関するQ&A

Q障害年金についてどこに相談すればよいですか?

A

1 障害年金の申請のご相談

 障害年金の申請はご自身で行うこともできますが、どのような準備をしたらよいかわからない部分もあると思います。

そのような場合には、社労士や弁護士等に相談し、手続きを依頼することもご検討ください。

 

2 障害年金を取り扱っていない事務所等もあります

 上記のとおり、障害年金の申請について、弁護士や社労士に依頼することもできるのですが、必ずしもすべての弁護士、社労士が障害年金申請手続きについて対応しているわけではありません。

 弁護士、社労士業務は、障害年金申請のみに限られておりませんし、事務所によっては、専門性を高めるため等の理由で、対応分野を意図的に絞っているような場合もあります。

 そのため、弁護士事務所、社労士事務所であればどこに相談してもよいともいえません。

 

3 申請結果が変わってくる場合もあります

 申請する内容によっては、難易度が高く、専門家に依頼することで、結果が変わってくるようなこともあります。

 例えば、障害年金申請には初診日の特定が必要となりますが、初診日特定のための根拠資料を見つけ出すことで、要件を満たしていないという理由での却下を防げる場合があります。

 また、申請書類をそろえていく中で、症状の程度についてしっかり伝えていくことで、適切な審査を求められる場合等があります。

 そのため、障害年金申請を依頼する場合には、障害年金申請に力を入れている弁護士、社労士に相談することをおすすめします。

Q年金事務所に相談することもできますか?

A

 年金事務所でも相談を受け付けております

 お近くの年金事務所でも、障害年金申請についての相談を受け付けております。

 初診日が20歳以降の方の障害年金申請については、基本的に保険料納付要件の確認が必要になりますが、年金事務所の方で要件の確認等をすることが可能です。

 また、どういった書類が必要なのか等についても案内してもらうことができます。

 ただ、年金事務所の方では申請手続きの代理で行ってくれるわけではありませんので、ご自身での申請準備が難しい方、自信のない方については、専門家に依頼するとよいと思います。

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